イムジャ、湯浴みは楽しかったですか?
ヨン❣️すっごく気持ちよくなった。ありがとう
イムジャ、兵舎に着いたらお話しがございます
ふふっ、わかったわ。
兵舎にて、テマン、トルベ、チュソク護衛につけ。しばらくしたらムガクシの2人が来る。
来たら、合図せよ。
イエ、大護軍!
さぁイムジャ。
寝台にヨンが座り、その上にイムジャが座っていた。
ヨン、あんた、ひとときも天女を離せないのかい?
あぁ、二度と離さない!
ヨン、ありがとう😊
イムジャ、帰還の際ですが、5人のウダルチに1人ついていただきます。俺とイムジャ、ダミとトルベ、サンミとチュモが決まっています。後の2人には明日合わせます。ウダルチからはチュソクとパクを付けます。テマンが付いているので、大丈夫だと思いますが、何かあれば俺かウダルチに。
わかったわ。皆さんに迷惑をかけていて申し訳ないけど、ヨンと離れたくないから。
みんな、お願いします。
医仙様、散策の感じで散歩に行くと思って下さい。また、楽しい話聞かせてくださいね。
ふふっ。みんな大好き❤
ふっ。今はしょうがないか。
さぁ、イムジャ行きますよ。反物の商人が来てます。呼んだのでしょう。
トルベさんに頼んだんだったわ!
ダミ、サンミ、トルベさん、チュソクさん行きましょう。ヨンの為に作りたいものがあるの!
ヨンは、聞いてしまい顔が真っ赤になっていながらも、手は離さなかった。
お待たせしました。店主さん
いえ、いえ、医仙様の頼みでございますから。
何着か持参してきました。
見せて頂いても?
もちろんでございます!
ヨン、一緒に選んで!
紫色に同じ色の糸でスミレを刺繍したらどうかな?同じ様に黄色に小菊の刺繍もいいわね❣️
イムジャ、なら赤の反物に赤の刺繍で薔薇はどうだ?
いいわね❣️あ、じゃあ紺色に紺色の刺繍で虎を書いてほしいわ。
何故?虎なんですか?
貴方と同じにしたいから、かな。
イムジャ、なら店主、俺にも同じので衣を作ってくれ!
かしこまりました。後どれくらいで開京に?
準備もあるため、5日後だ。
でしたら、ご注文の商品は全て揃います。前日に兵舎までお届けいたします。
感謝する。
次の日、
一緒に行く女人2人が、選抜された。
1人は、両班の娘 ソリョン
2人は、道場の娘 エラン
兵舎に連れてこられ、その日の内に紹介された
ソリョンは、大護軍と一緒にと勘違いをしていた。紹介されたのは、パク。
エランは、ウンスを睨んでいたが横にいるヨンを見て、顔を赤らめていた。紹介されたチュソクを見て、ニヤついた顔をしていた。
ヨンは、パクとチュソクを呼びつけた。
あの娘たち、大丈夫なのか?
イムジャに害があるようなら。。。
大護軍、大丈夫です。
俺とパクは、メヒの護送車の方に廻ります。
メヒを生かして連れてく為の女人です。
わかった。
今日から馬の騎乗を含めて練習させる
まずは己の馬を連れてこい。
さぁイムジャ、チュホンに乗りに行きますよ!
きゃー、チュホンー❣️❣️
あいたかったわ❣️
チュホンも、しっぽを振り顔をウンスの頬にすり寄せていた。
チュホン、また乗せてくれる❓
顔を、上下にふりまん丸の瞳を向けてくれた。
ありがとう😊チュホン、宜しくね。
ヨンに手伝ってもらいチュホンに乗ったウンス
後ろにヨンがいるおかげで、落ちることもない
チュホンがいてヨンが抱きしめてくれてる。安心からウンスは涙を流していた。
イムジャ、哀しいのですか?
違うわよ。嬉しいの😊チュホンに乗れて、後ろに貴方がいる。幸せなの。
そうですか。駆けてみますか?
いいの?
とっても穏やに過ごしている一方で、
ソリョンは、パクの愛馬 チムを連れていた。
ソリョン様、チムに乗れますか?
は?何故この私が馬なんかに乗らないといけないんですか?輿はどうしたんですか?
ソリョン様、開京まで馬の移動となります。
なら、ソリョンは、大護軍様がいいです。良きに計らいなさい。
はぁー、ダメです。大護軍は医仙様と一緒なんです。これは大護軍が決めたこと。覆す事はてきません。
ソリョンは、大護軍様の正室なのですよ!
ソリョン様、大護軍の正室は医仙様です。王様、王妃様、チェ尚宮がお認めになっています。
ソリョンは、知りませぬ!
そう言って、どこかに行ってしまった。
パクは、頭を抱えて後を追って行った。
チュソクは、愛馬のイマルを連れてきた。
エランは、ここで機嫌を取っておけばいろいろと使えると思い、芝居をしていた。
だが、チュソクのイマル、チュホン並みに賢く認めた人以外は乗せないし、触る事すらも嫌がるのだ。案の定、エランは全くダメだった。
もう、そんな馬、誰がしてもダメなんじゃない
の?
あら、イマルじゃない?
医仙様、どうしたのですか?
イマルが見えたから、チュホンに近寄ってもらったの。
チュホンに乗り、ヨンはチュホンの横をついていた。
イマル、相変わらず可愛いわね〜。
イムジャ、チュホンが拗ねます。
チュホンもイムジャが好きなのですから。
ふふっ。チュホン大好きよ。
そうだ!イムジャ。
イマルにも乗ってみますか?何やらイマルは機嫌が悪いみたいですし。イムジャが乗れば機嫌が良くなるかと。
いいの?今はあの方の練習をしていたんじゃ?
いいんです。医仙様。
エラン様には別の馬を用意致しますので。
そう?じゃあチュホンありがとう。
イマル、よろしくね?
ウンスは、チュホンから降りてイマルに乗るとイマルも嬉しそうに歩きだした。
チュソク。しばしイマルを借りてもいいか?
イェ、大護軍。イマルも嬉しそうなので。
ふっ。
イムジャ!そのまま共に駆けませぬか?
えぇ。チュソクさん。イマル借りても?
大丈夫です。医仙様。イマルをお願いします。
ありがとう😊
ヨン!行きましょ❣️
ヨンとウンスは、寄り添って駆けて行く。
な、何で!何でよ!!
何で私がいるのにチェヨン様は見向きもしないのよ!何であんな女なんかに!
エラン様。それ以上仰るならこの話は無かった事になります。そして、ウダルチはじめ大護軍を敵にまわします。
エランは、般若のような顔を隠しもせずチュソクを睨んだ。だが、チュソクは平然としていた
内心は、大護軍のほうが怖いわ!!
と思っていた