日常生活3 メヒの場合
メヒは、焦っていた。ウンスは天界へ行きその後ヨンを自分の物にするつもりだったのだ。
あの人が帰ってきたという事は、ヨンを奪われてしまう。王と王妃、チェ尚宮も自分を認めてはいない。このままではウンスとヨンが婚姻をしてしまう。
メヒは、考えた!このまま高麗にいられなくすればいい。ヨンに会う資格など無くしてウンスの心を壊してしまえばいい。
チュモがいるのも知らず、ブツブツ言っていた
それを聞き逃す者などウダルチにはいない。
メヒの事も、古参たちにとったら、警戒する対象になっていたのだ。
今回も、チュモが聞きそれをチュンソクへと。
チュンソクからヨンへと報告された。
メヒよ。同じ赤月隊でいた時は同じ仲間としてしか接してなかったが。
イムジャに、、イムジャの心を壊すことなど万死に値する!
テマン、チュモ、チュソク、ウダルチでもイムジャを知るものだけで編成を組め!メヒとメヒの信者は一切近づけるな!テマンは絶対にイムジャから離れるな!
ヨンはウンスのいる兵舎へと、急ぎ戻ってきた
イムジャ、少し話があります。これからはテマン以外ち護衛が付きます。皆、イムジャを知っておるものだけです。その護衛にいろいろ従ってください。
。。。わかったわ。でも、薬房などには行ってもいい?薬を買わなきゃいけなくて
それでしたら、今から行きませんか?
紹介したい者たちもおりますゆえ。
影から話を聞いていたメヒ。
ヨンの眼差しも声も私だけなものよ!
ヨンがいくら医仙様にでも、私が正妻なのよ!
メヒの頭の中では、既にヨンと婚姻を済ましているのだ。実際はそんなことはないし実際に譜楽にものってなど当然いないのだ。
今宵、男どもに医仙様を襲っていただきましょう。ヨンを誑かす女狐として。
メヒは、嫉妬からでは済まされない事をしようとしていた。
その日の夜。。。。
ヨンの部屋の前では、メヒが集めた男どもが集まっていた。
ほら、ヨンがいないうちに医仙様を抱いちまいな。めちゃくちゃに壊してしまいな!
ほ、ほんとにいいので?大護軍は奥様方を溺愛していると噂になっております。
おだまり!ヨンの奥方は私よ!わたしが言っているのだから、早くおやり!
は、は、はい。
ぎぃーっと扉を開けると、寝台にはウンスが穏やかな顔で眠っていた。その横にはテマンがいて、チュモ、チュソク、トルベ、トクマンもいた。
メヒ、メヒ、無理た!我々だけでウダルチのあのメンバーには無理だ!我は帰らさせていただくゆえに。
ちょ、待ちなさいよ!ちっ!いいわよ。私だけでやるから。
メヒがウンスのいる部屋入ってきた時にちょうどヨンも軍議から帰っていくところだった。
メヒ、何処へいくのだ。そっちは俺の部屋だけだぞ。
知ってるわ。だけど貴方の正妻の私は入れはずでしょ?
メヒ、俺とメヒは婚姻しておらん。
俺はイムジャ一筋と決めているからな。
それに、王様。王妃様。叔母上の承認なあるから、イムジャが正妻なのは間違いあるまい。
うそよ!ヨン行ったじゃない、、
メヒは俺だけのだって。
メヒ、俺は。。。
そこまでだ!
師父、メヒ話がある。ついてきなさい。
ヨン。早く医仙様の場所へ
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